カレンダー

07 | 2008/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

プロフィール

つばきりゅう

Author:つばきりゅう
なんかその都度「?」と感じた一見関連性のない細かいことが最終的に大きな像を結ぶ。そんな観点から幸せを実現していきたいという気持ちからはじめたサイト。よろしくお願いします。

クリック募金

FC2カウンター

カテゴリー

最近のコメント

素晴らしいリンクの数々

月別アーカイブ

最近のトラックバック

2008年8月9日 ヴァカンス前夜のパリ

パリのサンスュルピス教会近くにあるハンガリー文化会館の前の女の子の銅像。
とても人気がある模様。等身大で、とっても身近なかんじのせいかもしれません・・・帽子が素敵。


さて、いよいよフランスもヴァカンスシーズンのピークにさしかかってまいりました。(笑)
今まで、ヴァカンスに出ていなかった人も、今週末、来週のはじめからど〜っとでかけます。
8月15日はキリストの昇天祭、すなわち復活祭から40日目にあたります。
この前後はもうそれこそ、「休むもん」だということになっていますが、勿論、働いている人もいます。


リュクサンブール公園の昼下がり・・・・人が少ないです、いつもよりずっと。

私は仕事の可能性がぱ〜んと飛んでしまったので、明日から急遽、一週間の予定でヴァカンスにでることにしました。国鉄のチケットショップにいくと、そこには人の汗などでむせかえるよう・・・まるでマラソンのように3人の男性がそれこそ力技でお客をこなしているかんじでした・・・

フランス人はラテン民族のなかでも保険とか、用心とかが好きな国民なのですが、同時にいきなり行動するところもあります。たいていは、チケットも2ヶ月前くらいに予約して発券していれば、一等車でかなりお安くいけたりすることがあるのですが、勿論、合理主義のしっかり屋のフランス人の多くが自腹で旅行するときはこういうシステムを利用します。ただ、日本のお盆やお正月のようなもので、この時期は節約云々より、「旬」もしくは「時価的」な価格でも間際にチケットを買いに来るひとが多いです・・・今週末はハイシーズン中のハイシーズン。値段もともかく人気のある方面だと空きがあるかどうかがおぼつかない・・・私のような人は世の中に一杯いるんですね・・・(笑)。
一等車はそもそも空きがなかったので、断念しましたが全席指定なので普通で充分!とりあえずGetしました・・・・

自分ではそう思っていなかったのですが、なんだか疲れているのかもしれない・・・・ような気がして、(笑)もう暫く海にも入っていないし、Eresの水着も着たいし・・・ヴァカンスに行くとなるともうテンションがあがります・・・子供のように嬉しいもんなんですね・・・我ながら現金。夏は身軽でいいですね、荷物も軽くてすみます。地図で方位を測ると、最終目的地は南東の方位。
3種類の本をみても南東は私にとって今月はGoodの方角なので、迷わずに楽しんでまいります。

明日はParis Matchでも買って列車にゆられていきましょう!
たまにはおもいきっり、久しぶりにちょっとミーハーですが旬なことをするのもいいかもしれません。
実は、去年はニースの海岸で火ぶくれになって大騒ぎになり、今回、フランスで海水につかるのは初めてなんです。日焼け止めをわすれないようにしなくては・・・
みなさまも、よい一週間を!

海~The Ocean Blue~ V-music海~The Ocean Blue~ V-music
(2008/07/09)
小野リサケオラ・ビーマー

商品詳細を見る

2008年8月8日 映画紹介、女性にみて欲しいきわどい作品

引き続き、「浄化」のような天気が続くパリ。
お陰様で、しのぎやすいです。
朝にはちらりと太陽が顔を出して、ひんやりとして心地よい。



ここのところ、夏休みの誘いも断りながら半月くらい仕事の準備をしていたのに、今日は全て「ぱ〜ん」と弾けてしまいました・・・・・どうしてなのか判らないかんじ。私は「どうしてなのか判らない」ということが良くも悪くも多い人で、具体的なことについての考えはたいていきちんとしているのですが、もっと大枠になると、これはもしかするとちゃんと考えなくてはいけないんではなかろうかと最近思っています。なぜなら、起きることには必ず理由があるからです・・・

むむ、来週から友人に合流するかそれともパリでのんびりしつづけるか・・・・と思いながら郵便受けをのぞくと、先日3件ばかり注文したDVD、イタリアの古典的なものと、フランスのコメディー、そしてもうひとつはフランスのものですが、ちょっときついかんじのもの・・・・夏休み真っ只中なのでいつ届くかわからないと思っていたら、今日郵便受けにひとつ入っていました。

ジャンークロード・ブリソーという監督の「ひめごと」という映画です。
タイトルも意味深ですが、これは性的な描写がかなりあるためにお子様はみられないものです。ただ、この映画はこちらの「カイエ・ド・シネマ」という映画評論の草分け的な存在である雑誌などからも絶賛されていて、フランスのちょっとした映画好きにも評価されている作品です。フランス人は、ことに映画に関してはどこの国よりもあなどれないことをいっているような気がします。

この作品は、フランスの庶民の娘2人がまずは自分達の女性としての「武器」とやらを使って会社で出世していくというストーリ。こういうことがどれだけあるかは知りませんが、かなりリアルに作られていて、この部分はかなり面白い・・・・。で、話が進むにつれ、この世での「力」の話になっていくというわけです・・・。オフィスの会話とか、人のやりとりなどかなりリアルにできています・・・・また、日本語ではどういう訳がついているか判らないけれども、主人公2人の会話からフランスの社会的な下と上の感覚がすごくよくわかるようになっています・・・。

ちなみに、この監督は、この映画の女優オーディションが原因で数名の女優からセクハラとして裁判にかけられて、有罪になっています。罰金と執行猶予がかなりついていたらしいです・・・ただ、この監督の性的要素が強いもの以外の作品をみても、かなりこの監督が人の本質にむかって誤解をおそれず、かなり不器用なまでにまっすぐ映画を撮っている姿勢に驚かれるかと思います。
ここでいう「不器用」というのは、監督自身の個人の弱みや痛みまで出てしまうという意味です。
映画好きにはヴァネッサ・パラディが凄い存在感をみせる「白い婚礼」(高校生と中年の教師の純愛)の監督としてもしられています。

この映画をみていて、日仏だけでなく、自分のまわりのいろんなご夫婦、そして自分がこちらの企業で仕事で「変だ」とおもったこと、そして最初は親切で信頼して仲良くしていたのに突然変なことをいわれてそれきり連絡をとらなくなった人などの顔が浮かんできました・・・。

裏切られたとか、そういうことでなくて、こちらで相手のことをよく解釈・・・というか自分なりに解釈していたために、最終的に失望したことが何度かあります。そういう人付き合いの中に、フランス人はあくまでも男女は男女にしかすぎないという大前提がありますが、これにはかなり失望させられています・・・確かに大切ですが、人間どうしという前提もあってもいいんじゃないかと、私は思っているからです・・・。それは、あくまでも私の考え、私の今まで周りにそういう考えの人がいたというだけかもしれない。

数年来、こちらでの親代わりのように信頼していた人で常に心配して何事にでも助けたいというかんじの方がいました。フランス人を知っていたようで、よく知らなかった私は、その親切を人類愛くらいに思っていました。(笑)しかし、その方の奥さんの凄い嫉妬や、周辺の男性の目、そしてある私の友人がその方をみて、「あんたのためなら、何でもするっていうかんじの人だね、あんな親切な人はいないよ・・・」と言っていたことをもっと、ちゃんと考えていれば、傷つかなかったでしょう・・・。
そう、そんなに親切心や友情のみで男性が女性に親切なことはないといいたかったのでしょう。

あるとき、絶対に失礼なことをいったりしないその人が、何を思ったのか、「君は本当にいきなりフランスに来てあんな大企業で重役の秘書をやってるなんて、信じられないねぇ、どうやってそんなポストについたのか、カウチ昇進?」といわれたことがありました・・・何をしてそういうことを言い始めたのかはしれませんが、心にないことはでてこないでしょう・・・それほどにしか見られていなかったのか・・・という侮蔑の念・・・「馬鹿にしている」という思いと共に、自分が男性として意識していない人に「人間として」とかいう信頼の念は持ってはいけないもんなんだと思って、悲しかったことがあります。

ここでいう「カウチ昇進」というか「ソファ昇進」というか、直訳するとこうなるんですが・・・すなわち女性が肉体を武器に企業でいいポストにつくことをフランスではこういいます・・・。

そこらへんを割り切って、自分の大切なところをがっちりとおさえながら、世の中を渡っていくという芸当はなかなか私にはできません。ただ、ご存知の通り世の東西を問わずこれは、珍しいことでもなく私に限って言えば、それまでは頑張りや根性、人柄や能力などで人と関わってこれたので、フランスで一番ショックだったのはこの部分だったのです・・・・。

例えば、私がフランスに来たときはもう30歳を過ぎていたのですが、みかけは20代半ばくらいにしか見えなかったらしい・・・若くみえるというのはいいことのようで、同時とても悔しい思いをしますので、なんともいえないですね、そういう思いをしている方も多いとおもいます。中でも印象的だったのは、ある50代のベテラン秘書の女性で長いブロンドヘアが自慢の方がいました。彼女はご自身もノルウェーとのハーフで、数ヶ国語を話してオープンな雰囲気で、とても異色の存在でした。よく私のオフィスに遊びに来て話していきました・・・。

当時長かった私の髪をなでながら、「いいわね、若くって・・・いいこと、いつまでもできるだけ長く、若くて、綺麗でかわいくしていなさい。私みたいになっちゃうとね、もう駄目よ。若い頃はそこらへんの秘書よりも綺麗でブロンドで有能でと・・・・引っ張りだこ、怖いものなどなかった。でも、もうこの年になっちゃ、駄目よ、使い捨てだから、いくらちやほやされても・・・・だから、長く会社で力をもつような上司にさぞかし可愛がられて権力の座に居続けるのよ・・・」と、とっても悲しそうな顔をして話していました。

秘書という仕事は、最近までは気がつかなかったけれど、ある程度年が若くて有能でちょっとハイカラな女性がよく「売れる」仕事。
中にはベテランできちんとした仕事をしている方も一杯います、勿論。
でも8割以上が消耗品みたいなもんです。この映画はちょっと、簡単に描きすぎているものの、そういうことを思い出しました・・・・現に、私の一切知らないところで、私のせいでポストを追われたという秘書が私に嫌がらせをしたり、泣いて方々にいろんな悪口をいったりとその余波で誤解をうけたことが何度かありました・・・それにいちいち、誤解をとこうとまともに取り合って話したりしていた私はおばかさんでしたね・・・・彼女達も私も「力」の世界の単なる駒にすぎなかったというのに。

個人的には一生懸命、経験をつんで評価されるようになればなるほど、社会で自分の場所や喜びを見出せなくなってきていることは確かです。私の友人の口癖「人生はこんなもんさ」これがないとやるせないのがフランスの生活なのかもしれません。そういう普通(?)の生活の反対側にあるものを結構、リアルにドラマ仕立てにしたのがこの映画といえるかもしれませんね・・・。日本で「庶民」というともっとほのぼのとした温かいイメージがあるけれど、外では違います・・・フランスでいろんな人と話したりして思うのはまさにこれ・・・力の世界、場合によってはそれに踏みくだかれるのが庶民ということ・・・とんとんと、利用できるものが回ってきたらそれに乗って、苦労するところからは無縁で生きる・・・こういう風に生きる人も結構みています・・・ただ、人生の深みにかけるというか、もっと自分の本質を大切にするものをその中でみつけていかないといけないんじゃないかと、思っています。

力関係がかなり生々しいので、日本人がイメージするフランスというのとは現実はかなり違います。

性的描写に「のまれないで」、この作品をみていただきたいと思います。
どちらかというと、イメージに反して女性にみていただきたい映画だと思いますよ。
でも、性なしには人間の人生というのもありえないっていうことなんでしょうけど、性にはやはり愛がつれだっているべきですね・・・、やっぱり。私の簡単な結論でした。

ひめごとひめごと
(2004/05/26)
サブリナ・セヴクコラリー・ルヴェル

商品詳細を見る

2008年8月7日 日食のエネルギー

明け方に雷雨が訪れて、昨日は本当苦しいような気候だったのが大分、よくなりました。
朝、空にむかって龍雲がでていました。
実物は、立派な龍の顔が空にむかっているようなかんじでしたよ。



とにかく、ここのところ体がだらだらとむくんでいるようなかんじで重苦しい日々がつづき、かといって冷房にあたると気持ちがわるくなる。頭がいたくなったり、目がしょぼついたり肩が痛い。やっぱり、夏休みは夏休みとして遊びにでていればよかったのだと思う今日この頃です。
実は、凄く元気だったのに、今月の初めから具合が悪いんです。

友人の家に行って話しすぎたので疲れたのだろうと思っていましたが、翌日は丸一日寝込んでしまいました・・・。一週間くらい前から、滅多にお腹をこわさないのにず〜っとお腹をこわしてたのも考えてみればおかしかった・・・・そして一昨日は朝11時までベッドから起き上がれず、予定を変更して大事をとりました。昨日はもう1年ぶり、もっとかな?チョコレートがやみくもに食べたくなり、ぺろりと大判のを一枚平らげて、また眠る、眠る、眠る・・・・頭の痛いのから目、肩、そして手足のしびれ、肝臓の痛み、そして今は歯がいたい・・・?

そして今朝、何故か今週はじめの着信メッセージが届きました。
それまで毎日、携帯の電源を入れていたのに、あるメッセージだけはそれまで着信されなかった。
そのメッセージは短期の仕事に関するもので、人間関係やお金はよいのですが、場所が遠くて不便なため、できれば違うほうの仕事がしたかった・・・・でもエージェントへの手前もあるので自分から断れないので、もうひとつの仕事が決まるまで結論を延ばしたかったというもの・・・・・悩んでいたのですが、着信後、3日もたっていて、おそらくは今日から始動の仕事のため、これは故意ではなくまったく持って不思議な不可抗力で流れてしまいました・・・・。なんか複雑な心境・・・。

あのエージェント、玉数は多いのですが、遠隔地の仕事でそれもなんとなくザワついた仕事を紹介してきてくれてました・・・これで縁が切れたかもしれませんね・・・・でも、強制的な形で悩みがひとつ消えました。

全てにおいて、先週の金曜日から、まるで方位磁石がグルグルと勝手に回りだしておかしくなったような状態に実はなっています・・・・それほど激しくはないけど、落ち込んでみたりして。でも揺れは激しいけど、なんとかバランスが保てるというかんじ。

今しがた知ったのですが、これは8月1日の日食の影響かもしれません・・・・
今回の日食はとてもパワフルらしく、北極でも観測されるそうです・・・・
私は詳しくないのですが、スピリチュアルとか波動とか、もしくは天体と地球のエネルギーなどを研究している人にはおなじみらしき話題。

簡単にいうと、地球全体、勿論われわれの波動に強い作用のある時期だそうです。
だから、ちょっと具合が悪くなるとか、いらいらしたり悲しくなったりするとか、食欲の波が大きくなったりとか、個人レベルではそういうことがおきるみたいです・・・・

エネルギーレベルがアップというか、波動が高くなるのの節目みたいなもので、今回の日食は数十年に一度という規模のものだそうです・・・・どういう計測基準かは判らないで書いていますが、ご興味のある方は調べてみてください。すなわち、身体でも心でも考え癖でも、もっと意識的にわかりにくい部分では魂でもマイナスとか重いものがある場合、それを自分から離すチャンスとでもいいましょうか・・・?そういうマイナスがはがれかかっている人は結構、調子が乱れるみたいですから、しっかりグラウディングしていることが大切みたいです・・・・よく、そいういうスピリチュアルな人で波動を上げようとか、あちらの世界と繋がろうとかしている人が最近いますが、人間として生まれているので、この世での体とか日々の生活とか、思考とかそういうことをしっかりと我が物として生きる必要があるんです・・・。でないと、そのうちうかんだまま木っ端微塵とかになります・・もしくは常に体調が悪いとか、ぼ〜っとしているとか、この世で陰が薄くなりますので、ご注意を。

スピルチュアルが「?」な人には本当、怪しい話なんでしょうけれど。
とにかく、いろんな意味で調子が狂いやすいのがこの日食の前後ということです。
ですから、あまりあわてないように、のんびりするほうがいいみたいです。
私はいつになく具合が悪くなりましたので、びっくりしております。

一方、日本でもここんところ一時的に天気が荒れるみたいですが、パリも凄い・・・・
地球全体にかかわる波動の変化ということですから・・・・
先ほどもピーカンで豪雨、凄い雷で、実は家の薄くあけてある窓に青い玉が飛び込んできた・・・電気みたいなやつ。びっくりしました。こちらの天気はワイルドですが、今日の午後のは思わず、友人と電話していながら悲鳴を上げるほど(私はあまりこわがらないほうなんですが)の稲妻でした。

とにかく、一言でいうと、磁場のエネルギーが強くてコンパスの針がぐるぐる回転しているような日々が続いています。心配する必要はないとのことですが、この期間はお好きな方でも占いとかしても結果がちゃんとでないとか、何かしようとしても集中力がでないとか、すぐ眠くなっちゃうとか・・・・私も今日くらいから体調が回復しはじめていますが、まだ首と歯が痛いかんじ。昨日、一昨日は暑いのに足湯をして足をマッサージしたらお湯がにごりににごりました・・・・足も相当むくんでいましたね。

16日はこれに続く月食があるとのことです。
心境の変化や、出会いやめぐり合わせなんかにも作用するようです。
ともあれ、敏感な人は体調にでるみたいなんで、みなさんも気をつけてくださいね。
せっかく、超元気なのだから、早いところこの乱気流を抜けたいでやんす。

「やんす」といえば、大好きな赤塚不二夫氏のご冥福を心からお祈りします。
彼は天才ですね、本当。

こういう方のことを思うと、やっぱり、日本人って凄いと思います・・・こんな凄い天才、ほかにいるか?っていうかんじでやんす。(笑)
この波動のシフト時にめされた天才、きっと天使みたいな魂なのかもしれません。
私はまだまだ、人間として、俗っぽい部分もしっかり満足してがっしり生きていきたい、そういうパワー日食でした。
ということで、今宵もよく眠ります。

赤塚不二夫 天才ニャロメ伝赤塚不二夫 天才ニャロメ伝
(2005/12/15)
長谷 邦夫

商品詳細を見る

2008年8月4日 落ち着かない日

パリは夜は肌寒い雨が降り、日中は明るくそしてどこか澄み切ったような空気。
とっても過ごしやすいです。

ヴァカンスに出た友人から昨晩電話があり、プロヴァンス地方は30度を超えてとても暑いそうです。
海水浴(古い表現といって、日本で以前笑われたけど)をして、しのぐといっていました。
そんなこと聞くと、行きたくなってしまいます・・・・・。



今日は奇妙な日で、心穏やかな人と、なんか心がすさんでいる人、くっきりわかるような面白い一日でした。心穏やかな良い人と会えば、それに調和して自分も優しくなります。そうでない人に会ったら、「?」と思いますが、腹をたてたり、嫌な気持ちにならない自分に気がつきます・・・・
どうしてこういうことがいきなり可能になったんでしょうか?嫌なことにゆすぶられないためには、基本的に「自分に関係ない」というスタンスをもっておくこと、変な状態の人を文字通り「敬遠」するっていうかんじでしょうか・・・・なんか、ある意味、そういう人達が遠くにいるようなかんじがします。

最近、以前はどうしてあぁ過敏だったのだろう?そしてどうして人の感情にすぐ共鳴してしまっていたんだろう?と過去の自分のことを理解できなくなっている自分に気がつきます。勿論、怒ることもありますうが、怒りをかんじてもやみくもに怒らないようになってきました。

例えば、ホメオパシーなどを学んでいるとよく出てくるんですが、喜びというのも大切ですが、喜びすぎて浮き足だつというのは怒りで我を失うと同様にとはいいませんが、健康という観点からみるとやはり良くないことです。感覚的にいうと、体に心や魂がしっくり収まった姿ではないからです。
喜怒哀楽といいますが、喜怒に振り回されるとお腹が据わりませんし、哀楽というのは人間の情操の最たるものですから、これをおろそかにするとお腹が空になったり、逆に「詰まって」しまうようです。

まぁ、喜ぶというのはほどほどにすればいいんでしょうけど、怒るというのは体に悪い。
結局、楽しいというのは文字通り、心、体、魂、自分だけでなく回りの環境もあってのことですから、いろんな意味で自他ともに調和したあり方ということで、これが一番みたいですね。
哀しみというのは、浄化作用、人間の感情の中で一番透明なイメージがあります・・・まるで水晶のように。

流れよ わが涙/ダウランド:リ流れよ わが涙/ダウランド:リ
(1996/10/02)
コンソート・オブ・ミュージック

商品詳細を見る


反面、怒るというのはすご〜い強いエネルギーですから、何か行動するときや突破するときの起爆剤にはなります・・・ただ、消耗するっていえば消耗しますよね、ご存知の通り。上手くつかうと、ホルモン伝達物質なんかの関係で、それこそコーヒーやタバコ、お肉やドーピングみたいない効果がありますが、あまり乱用すると命を縮めたり、体や心や人間関係が硬くなってギクシャクした人生になっちゃうみたいです。

一方、怒らないで対処するというのは、やっぱり理屈ではなく、自分の状態に関わってくるみたいです。疲れや不安、傷ついた部分、コンプレックス、切迫した状況・・・・こういうのが勘違いや誤解というおまけまでつけて、自分に凄い重荷を課す状態になるわけで、すぐに怒ったり、情けなくなったり、悲しくなったりするのは、そういう状態になっているからみたいです・・・幸せな状態というか、調和した状態にあると、人は起こる前に一瞬、「どうして?」と思います。

キーワードは「軽く」ということ。
個人的に、今日という日は、今までど〜んなに無意味なプレッシャーや期待をまるで当然のごとく自分にかけていたか、「そういえばそうだったのね」となんとなく連鎖的に判った一日でした。だから、負荷の「軽い」人とはいい関わりができて、負荷がそれぞれ「重い」人とはなんかトンチンカンな、嫌なこと未遂の状態ですれ違うという一日。道ひとつ歩くのでも、そういうのってドラマ仕立てで起こってくるみたいです。

例えば、今朝、駅に行く道をいそいで、あと5センチ、いや3センチ右によっていれば私が怪我をしていただろうというような、下手というか無配慮な運転で一台の自転車が追い越していきました。自転車に乗っているほうも「ひやり」としたと思います。それも、歩道の真ん中(原則、自転車は自転車専用レーンか車道を走るとされているので稀です)でです。以前なら「ちょっと、そこの、気をつけなさいよ!」と怒鳴った後、「ふんとにっ、危ないったらありゃしない、馬鹿じゃないの!」とぷりぷりしたところです。しかし、この「以前なら」というパターンを気がつくと私は頭の中でシュミレーションしていました・・・・無意識に。それで、そのまま自転車の背をみながら歩いていました。

確かにぶつかっていたらかなり危ないでしょう。
でも、怒るのが嫌だったので、「ぶつかったわけではないから、別にいいではないか?」と思うことにしたのです・・・。ぶつかっていたら、大怪我が大切なソニアリキエルのスカートが台無しだったとか考えるとむかっとしそうになるけど(笑)、それは起きなかった。運がよくてラッキー、と空に向かって十字を切りました。

たとえ、この場合に注意をするにしても、自分に非がないところで自分が取り乱す必要なし、ということで、せっかく運よくなにも問題なく過ごしえいるのだから自分で一日の初めの気分をぶち壊すこともなかろう・・・と瞬時に計算して判断したらしいんです。もしくは、「自転車はここをはしらないで!危ないのよ!」と叫ぶこともできたかもしれません。
人の「非」や変なところにひっかからないということですかね・・・。

人間の非をとことん追求してはいけないという価値観がある国で、自分が間違っても「わたしのせいじゃない」という権利があるというのに、これに慣れるのにどれだけ怒ったかは判らない・・・・(笑)でも、最近は非をあげつらい、責任追及をすることの罪というかむなしさもある意味、わかるようになってきました。要は全体としてみたバランスの問題です。

一方、非を追求しないからといって、納得のいかないことを飲まされてはいけない。飲んだほうが悪くなる。このゲームのルールをマスターして上手く世の中を泳げる人はフランス人でもそうそうはいませんよ。(笑)だからこそ、これをマスターしたら、それこそ「ゲームの達人」になるんだろうな〜、と思います。

人生って、いろ〜んなものが飛んでくる。
いかにかわすべきものをかわして、いかに欲しいものをキャッチするか?

もうひとつ肝心なこと、それは自分の気持ちをキャッチすること。
私はなんだか、ここのところ2、3日、自分が上手くキャッチできていないみたいです。
これは、あんまり意識しても理屈ばかりになってみえてこないので、まるでこんがらがった毛糸をほぐすようにだましだまし、パターンや結び目をみつけながら自分に戻っていくしかない。
長期にわたりこんがらがってしまっている毛糸玉は、それこそ期限をきらずに、大きな枠組みの中でほぐしていかなくてはいけないでしょうね。今回の私の毛糸玉は小玉みたいです。

子供の頃大好きだったドッチボールのように、外からくる玉をうまく交わしながら、よい球をキャッチしていきたいです。自分の心がやもするとフワフワしてしまうけれど、ゲームにしっかり参加することで、意識がさえているかんじ。道を歩くのでも、人と会うのでも、それこそ、ゲームです。

自分も含めて、自分と関わる人全てが「勝てる」ゲームにしたいなぁと重いながら、なんだかフワフワしている変な一日です。今日は眠りながら、せっせと心と頭の毛糸玉をほぐしてみたいです。
起きているときには眠っているときにできないことをして、眠っているときに、起きているときにはできないことをする・・・・。これもバランスということなんでしょうね。

一雨きそうな空模様。巨大な猫と人の顔にみえるのは私だけでしょうか?
こういう顔をした人が世の中に多いのなら、今宵の雨がそれを綺麗に洗い流して癒してくれるでしょう。
結構、この時間の空には不思議が一杯。
ぐっすり眠れそうです。


ネコに金星―ニッポンの猫写真集ネコに金星―ニッポンの猫写真集
(2008/04)
岩合 光昭

商品詳細を見る

2008年8月3日 ゴシップ・ランチ

曇りのちパラパラっと雨が降る日曜日のパリ。
市場もなじみの八百屋さんはヴァカンスでみなれない顔がちらほらり。
今週末から8月15日まではフランスでは、日本のお盆に相当するヴァカンス期間。
この期間も当然、パリに残る人はいるのですが、かなり雰囲気が変わってきてます。
私の住む建物の住人も半分は長期で留守にするので、それらの留守中のアパルトマンを短期で借りてヴァカンスしている見知らぬ人と日々、すれ違います。

Rue de la Seine もことのほか、ひっそりしています。



先週末、知り合いの画商の方からヴァカンス出発前にお昼でも食べましょうというお誘いを受けて、あるトレンディなレストランにお食事に出かけました。有名なデザイナー、コンラン氏のプロデュースによるものだそうです。言われてみれば、ロンドンによくあるかんじのお店のつくりです。この場所は、以前長いことキャバレだったらしいのです。それも、おかまショーで有名な・・・場所柄、かなり洒落ていたのではないかと思います。持ち主がなくなった後、暫く手付かずの状態だったのを数年前に今のレストランにしたとのことで、キャバレだった当時の名前のみ残っているとのこと。お料理のほうはそれほど特別ではなかったかなぁ・・・。まぁ、雰囲気がモダンというかファッショナブルということで、13時すぎにはこのガラガラの時期なのに、ほぼフランス人で満席になりました。

この友人も日曜に南フランスにヴァカンスにでかけられるということで、もう、あと一日という仕事がかなりだるいご様子・・・・何故か冷房が効かない店内で、デザートのシャーベットで涼みながら、いろいろと情報通の友人とゴシップ談義に花が咲きました。

中でも、カーラ大統領夫人の話は時節柄、面白かった。
私はあまりゴシップ記事を読んだりしないので知らなかったのですが、彼女の実の父親はブラジルに移民したイタリア人なんだそうです。今年はじめに告白記事が出たらしいのですが、フランス人の事情通はたいてい知っていた話だったそうです。カーラは母親が30半ばくらいの頃、20歳そこそこのギタリストとの間に不倫でできた子だそうで、そういえば、姉の映画監督とは全然、似てもにつかない顔をしています・・・・異父姉妹ですね。カーラ自身、母親に似ているともいわれますが、お姉さんのほうは父親似なんだろうくらいに思っていました。大きくなるまでカーラ本人は自分の出生の秘密を知らなかったらしく、それでいて何かを感じて育っていたのかもしれません。おそらくはそこで父親コンプレックスからあの変な恋愛遍歴癖が生まれたのではないかと思われます。

人のことをみていても、本当に愛し合う人と結婚し、また、結婚を通じて愛を育てていける相手をみつけるのは簡単なようで非情に難しいことなんだと思います。何の変哲もなさそうな、中年のご夫婦でも手をつないであるいたり、仲良く自転車にのっていたりしているのをみますが、あぁいう姿の裏にどういう曲折があるのかもしれないと思ってみたりします。

この年になってはじめて、結婚とは生活のためにすることなのかもしれないと思ったりします。
お金持ちになればなるほど、そういうことが多いみたいですね。
男性でも女性でも若くて綺麗とだけいうなら、いつでもスペアはありますが、よほどのことがないかぎり、「遊び」の道具というかお相手にしかすぎません。ただ、若くて美しい意外にも何か強いものがある人は「転んでもたたではおきない」んでしょうけどね。それでは結婚というと何なのでしょう?できれば双方、多くの場合、一方が「愛」を相手に移しこんでしまう、もしくはやはり気があって価値観があうので、一緒に生活をしても快適というだけのことなのかもしれません。一番の理由が、政治的な結婚みたいです・・・自分の家の事業、家名、これらを栄えさえたり維持するための結婚、ヨーロッパのお金持ちの場合はこれが多いみたいですね、未だに。

カーラの実家の場合、したがって、ブルジョアの家にはよくあることなんでしょうけれど、父親も女性関係が派手で、母親も不倫をしていたということで、実の父親のほうも派手っぽいけどどうなんだろう。実の父親のほうは、ブラジルで成功したビジネスマンで、なんとなくカーラに面影がある。見た目より幸せではないというかんじです・・・・以前、よくみてもらった占い師の方が、テレビや雑誌をみていると気持ち悪くなるといっていました・・・・有名人の実際の姿が透けて見えるからだそうです・・・判るような気になってきました、ここんところ。

いろいろ、話をきいていると、お金もちになるほど、お金、お金、お金という人生になっていて、それに不倫などのスキャンダルが絡まっているというかんじです。「お金の奴隷になっている」というのが、私のゴシップをみるたびに思うこと。本当は愛とか綺麗なものが欲しいんだろうけど、全部お金と欲というフィルターに通しちゃうからおかしくなる。

一方、上手のセシリア前サルコジ夫人も実は、ニコラと離婚後、今の実業家と結婚が決定する直前にあるカメラマンの恋人と分かれていたらしいです・・・・ゴシップ通によると、「やっぱり、もっとお金をもっているほうがいい」ということで、前付き合って一度別れた実業家と結婚することに急遽したそう・・・カメラマンのほうもなかなか経済的に成功していたそうですが、資産総額の面では及ばない・・・・でも、よほどニコラはいやだったんでしょうね。権力の座よりお金そのもののほうがいいという女性らしい。
ただ、かなりやり手というか、凄腕の女性のようです・・・・きついみたです。(笑)

ちなみに、フランス人はイギリス人とはゴシップ好きといってもまたちょっと違いますが、とにかく新聞、雑誌をよく読みます。特に、政治記事が大好きなフランス人はその周辺のゴシップにも、「人知れず」通じています。だから、よ〜くわかっているんですね、特にパリにいる、ある程度の人達は・・・でも騒がない。そういうもんだと、おもっているようです。パリの新聞、雑誌の質が以前と比べて非常に落ちているということを言う人も、識者の中にはかなりいます・・・・ヨーロッパ人の「賢さ」と「弱さ」が、こういう人達と話しているとよく判ります・・・。

いろんな話をしていると、私はいかに自分が世間しらずでウブなのだろうと思ってしまいます(笑)。
知れば知るほど、汚らしいもんが一杯みえてきてしまうような・・・・

で、世の中の貧しい人や、そういうお金や権力と無縁に暮らしている人のほうがいかにシンプルで幸せというものを知っているかと思うのですが、そう世の中単純でもない・・・・でも、彼ら自身、機会がないだけで、もし環境がゆるせば、同じようにお金を追っかけて生きていくのだろうと、それが人間の性なのだから悲しいけれど仕方がない・・・といわれると、もう救いがないようにさえ思えます。

私はかねてから、お金というものがこの世に生まれたこと自体、それがアダムとイブの原罪に等しいのではないかと思ってきました・・・・もっといいものがあるよ、もっと気持ちのいい生活があるよ、もっと美しいものが手に入るよ、もっといろんなことができる、もっと楽ができる、もっと・・・・という風に囁かれるわけです・・・。お金持ちはお金持ちなりに、貧乏人は貧乏なりに・・・

私はこういうのから、一切、賭け値なしに自由という人にあったことがあります。
ブラジルの自然保護地区マットグロッソ、ここのある農園に観光客としてお世話になっていた頃、私の部屋を毎日お掃除してくれたり、毎朝のパンやチーズを作ったりしていた女性。私はブラジル、それも地方でチップを渡すときには、それなりに気を使っています。なぜなら、お金さえもらえればいいという考えでなく、誇りを持っている人が結構いるからです。でも、生活があるでしょうし、こちらもそれなりにサービスを受けているので、お互い様ということです。それを忘れると、人間としておかしくなります。
この彼女、一週間、毎日、枕の下にチップをおいても一度も受け取らず、しまいには紙に「いつも、ありがとう、ほんの感謝の気持ちなのでどうか受け取ってください」と書いても受け取らなかった・・・・
いろんな人がいますが、ここまで徹底した人も珍しい・・・旅立つ前の早朝、凄い鳥の声でたいていは目が覚める(様々な野鳥がけたたましくひとしきり鳴くと、そのあとに鶏が鳴き出す、凄いコーラス)のですが、彼女が牛の乳搾りをさせてくれました・・・私には才能がないみたいだけど・・・そのときに、まじまじと彼女をみましたが、インディオの若い女性で、ほっそりとしていて、長い髪をしていました。とっても綺麗な人なんだなぁと思ったのを覚えています。あぁいう、さりげない美しさが、「豊かさ」や「開発」や「近代化」のなの元に失われていくのかとおもったりもしました・・・・。

単なる、理想主義でもロマンチストでもなく、あぁいう美しさを前にすると、普段の生活に戻ってどうしたらいいかわからなくなるときがあります・・・・。パリの人にはいくらいってもわからないことでしょう。
ただ、田舎に引っ込むだけが解決ではないと私は思っている、どうやって私は生きていくのが幸せかと思っています。

にしても、興味本位というだけでなく、違った観点からゴシップ記事を読んでみるのも面白いかもしれませんね。お金をこの世でたくさん持っている人達が一体、お金儲け以外で何をしているのか、それをみてみるとのは結構、自分とお金についての考えを深めてくれるかもしれません。

お金はとても大切、そしてそれと同時に、どういう人、人達と生きるか、どう生きるか、それも大切。どっちのほうが大切と言い切れない部分が、この世の難しいところ。どちらかだけを知って居れば、かえってそれはそれで楽なのかもしれませんが・・・・。

じゃあ、一体、愛とはなんでしょうか?
これらの要素全てを考えて、全てを動かして生きるということが、この世を生きるということなのでしょうか?「あまり、考えすぎてはいけないよ」と友人は笑っていました。
ふ〜む。

これはやはり、かなりよくできた映画だと思います・・・・とってもヨーロッパ的です。
小説というか、原作のほうは勿論、文学的にもかなり水準の高いもので、これを読んだというとフランスの知識人には「よくできました」と桜マークをもらいます(笑)。
本当に魅力的な登場人物で・・・そして本当の愛をどうして人がつかめないかを考えさせられます。
ある意味、生活で必死な人達には起こらない不幸といえばそうかもしれません。
これも悪の咲かせる華のひとつなのかもしれません。

危険な関係危険な関係
(2007/10/12)
グレン・クローズ

商品詳細を見る


悪の華 (新潮文庫)悪の華 (新潮文庫)
(1953/10)
ボードレール堀口 大学

商品詳細を見る


やはり、ゴシップにはフランスの真実、伝統が垣間見れますね。

| ホーム |


 BLOG TOP  » NEXT PAGE