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なんかその都度「?」と感じた一見関連性のない細かいことが最終的に大きな像を結ぶ。そんな観点から幸せを実現していきたいという気持ちからはじめたサイト。よろしくお願いします。

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2009年7月7日 ひたひたと日本のなみがやってきた

本日は七夕です。
日本では大人になっても、「七夕かぁ」とおもうようなニュースや光景をみたりして、子供の頃に短冊に願い事を書いて空をみあげたり、雨にならないようにと祈ったことを思い出したりしていたものです・・・日本人の風情、やさしさ、かわいらしさなんていうのは、こういう伝統行事なんかに由来しているところが多いのだろうなぁと、日本国外に出るとしみじと思います。フランスにはフランスのフランス流のそういった部分がありますけれど、日本人のものにはロマンというか、目に見えないもの、この世ではないところに思いをはせるような、傍から見るとそういう部分が多分にあるみたいですね。



こちらは、パリは6区のボザールこと「Ecole nationale superieure des Beaux-Arts」という19世紀から現在にいたるまで絵画や彫刻をはじめとする芸術家を数多く輩出してきたフランスの美術学校があるのですが、その脇に書かれたかなり大きめな落書き(?)。なんとなく花のモチーフといい猫のかんじといい、枠が絵馬っぽいかんじのせいか、日本的なものをかんじるのは私だけでしょうか?

ご承知の方も多いかもしれませんが、このボザールのある界隈は、サンジェルマン・デ・プレの中でも画廊や古美術商などが多いことで知られていて、この正面のとおりにある「ロテル」(フランス語でザ・ホテルという意味)というホテルは、かのオスカー・ワイルドがながながと逗留したことでもしられていて、数年前に改築されましたが、彼の滞在していた部屋はスィートとして現在も当時の趣を残して、勿論宿泊可能です。

ちなみに、ボザールを背にしてこのボザール通りを歩くと、セーヌ通りにつきあたりますが、ここがパリではアヴェニューマティニヨンと並ぶ画廊の多い通りです。

そういえば、この落書きをみて思い出したのですが、最近、なにかと日本のものごとを見聞する機会がパリでぐ〜んと増えました。従来の歌舞伎、芸者、寿司、着物、折り紙などの「典型的」なものにとどまらず、「日本の〜」とかいうんでなしに、そういう枠組みと違うところから日本のものごとが受け入れられてきているようなんです・・・・かんじとしては。そんな感覚をもつことがここ数ヶ月非常に頻繁になってきています・・・。

つい先日もBBC製作による徳川家(家康から家光まで)の歴史を大河ドラマ的にとらえた作品がフランス語に翻訳され、テレビで放映されていましたが、(BBCのものですが)あまりにも詳しくそしてきちんと作られているのにびっくりしてしまいました・・・。アメリカやイギリスで優れた日本研究家がいるというのはいわれていますが、このテレビドラマはかなりよくできていました。「〜通」という知識人はいつの時代もいるもんなんでしょうが、問題は、一般大衆レベルにむけて、かなりきちんとしたものが作られていてそれがフランス語翻訳で一般に放送されているというのは、かなり面白い。

去年あたりから気がつくに、ブームというよりもっと地道なかんじで広がっているような静かな日本の「ヒット」ものがちらほらとパリで目に付く・・・以前よりも大衆に溶け込んだかんじのものも多く、フランス側から日本で文化的、社会的に起きていることをかなり詳しくルポルタージュするといった番組や記事も目立ちます。

以前は、ある意味こちらではかなり特殊な少数派が日本に関心をもっていたという印象がありましたが(日本オタクとか・・・)・・・。

我が家でも普段は家で日本食を作るというのは月に一度くらいでしたが、最近はいろいろとアレンジをして頻繁にテーブルに登場するようになりました。

日本にとりたてて興味はないが、この製品はいいとか、そういう捕らえ方をする人も多いようです。味噌、ごま塩、醤油、寒天、こんぶ、のりなんていうのを、食材として自分なりに使っている人が増えているようです・・・。

以前も、洋服を買いに行ったお店で世間話をしていて、そこの店長さんにお味噌のドレッシングの作り方を教えてもらいました。美味しいのでここんところよくそれを作っています、フランス人がかなりいいかんじで味噌を使いおなしていると感激しましたので、ちょっとご紹介します。

材料: レモン汁一個分、にんにくをくだいたものをまたさらに細かくきざんだもの3〜4片、味噌(もろみ味噌とか田舎味噌とか自家製味噌ならなおよし、ちょいからめがいい)大匙2杯、オリーブオイル大匙3杯くらい、完熟トマト(露地ものとか有機ものだとなおよし)の皮をむいて身をくだいだもの1個分

これらをボールで単純に混ぜてソースにするというもの。
きゅうり、とまと、さらだ、ピーマン、レタス、セロリ・・・なんでもいいので季節の野菜をサラダにするときにこのソースにからめていただく。味の濃い薄いは適宜自分でレモンを増やすなり、油を増やすなり、塩を足すなり、醤油を足すなりして調整。美味しい味噌を使わないと美味しくないので、よくわからない人はマクロビ推奨の味噌銘柄などを利用するといいかもしれません・・・。

こんなかんじで、自然なかんじで味噌がフランス人の食卓に入ってきています。

マクロビの創始者がフランスできちんとマクロビを広めていたということもあってか、よい味噌、醤油なんかが手に入りますしね。

そういえば、リンク先のパンドラのそのまたリンク先で、私がたいていメールをチェックするときには必ず拝読しているサイトに占星術で有名なマドモアゼル・愛先生(実は女性ではなく紳士でした)の日記があるのですが、そのサイトにもこれからは文化の時代になる、特に日本の文化がこれからの日本は勿論、世界の「文化の中心」となるというような記事がありました。

最近、それを裏付けるような感じがすることが・・・・かなり日常レベルであります。
日本語を本格的に学ぶとか、茶道に興味をもつとか、歌舞伎や狂言を鑑賞するとか、そいういう形ではなく、もっと身近なというか卑近な分野で日本のものごとが特別なもったいぶったくくりなしに、「ただいいもんだから」と求められ始めてきているようなかんじがするのです。

先日もフランスを代表する新聞のひとつであるLe Monde紙に、日本の女性ホームレスのルポルタージュが載っていましたし、「知られていない日本」という題名で特集を組んだ(Le Monde Diplomatique編)雑誌が出版されていました・・・・内容は、今回の危機で生活苦になっている人々、戦後の発展から今度の危機に直面してアメリカとアジアの間でゆれる日本の立場やアイデンティティの問題が一般の人にどのような陰をおとしているか、日本の裏社会についてなど、かなり読み応えのあるものでした・・・。

果たして、現在日本でどれくらいの割合の人が自分の国の過去に照らし合わせ、現在と未来をこれほど真剣に読んでいるだろうかか・・・これは疑問だろうなぁ・・という感想を持ってしまったほどです。

日本の本格的な云々、日本企業の進出云々、というよりはむしろ、日常の生活や街角から、個人レベルで多くの日本の文化や伝統や智恵みたいなものがここパリに「来てるなぁ」とかんじる今日この頃。

意外なところから、時代の変化というのをひたひたとかんじることがあります。
これからくる時代への変化というのは、従来の指標、上からの情報なんていうのでは読みきれなかったりして・・・そういう以前の変化の指標となったものは、これから逆に後を追うような形で、路上や街角の現象を追うように、現れてみえるかもしれません・・・ね。

これはトンデモ本かもしれませんが、現在いろいろあるスピリチュアルブーム、チャネリングブームみたいなものに乗っている人には、きちんと線引きをするように警告を発するような本だと思います。超常現象にとびつきがちだとか、ありがたいものにすがりがちだとか、そういう自覚のある人には、読む価値がある本だと思います。まともな意識や冷静な判断力がある人には楽しみながら参考にできる本です。

だれも教えなかった地球人類28の真実だれも教えなかった地球人類28の真実
(2004/11)
上宮 知樹

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