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Author:つばきりゅう
なんかその都度「?」と感じた一見関連性のない細かいことが最終的に大きな像を結ぶ。そんな観点から幸せを実現していきたいという気持ちからはじめたサイト。よろしくお願いします。

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2008年4月26日 大人のたのしみ

雲がうっすらとあるものの、爽やかな気候のパリですが、日本のみなさまにはゴールデンウィーク
のよい休暇をお過ごしください。

私は10年以上ぶりに髪をショートにしたのですが、髪を切ってからなんだか、いろんなこと
が判ってきた(?)。私は実は長い髪より短いほうがいいみたいです。(笑)
風水では髪や爪を切ることは厄落としといいます。
フランスのように美容院で苦労しなければ、私は美容院にいくのが結構好きな人なのですが、
そうでなくても、なんか「すっきりしない」と思い当たることがあったら、髪をきってみてはいかが
ですか?私は爪は5日に一度は簡単にでもお手入れするようにして、たまにはなにもせずに
休ませるようにしています。女性の手元は結構、見られていますよ。(笑)




昨日、日本から注文したDVDが届きました。
「耳をすませば」というスタジオ・ジブリの中学生の恋愛を描いたもの。
なぜ、そのような私らしくないものを・・・と、これを読んだ私をご存知の方は思われるでしょう。
別にアニメファンでもなんでもないのですが、「千と千尋の神隠し」の後、一通りジブリ作品の
内容とか評判をみてみたのです。とっても面白かったものですから。

でも、「紅の豚」というのは知っていて、あるフランス人の飛行船を所有していたという凄い
空好き(というか道楽人)の方に、何か日本の素晴らしさがわかる映画はないか?ときかれ、
これを薦めたことがあります。空と男のロマンということで赤とブルーのコントラストも美しく、
とても感心していたようです。

ジブリ作品の主なものはたいてい、フランスでも人気がありますから、こちらで入手できます。
「千と千尋」などは画像が日本で販売されたものは色味に問題があったそうですが、こちらで
はとても綺麗でした。また、英語とフランス語と日本語で収録されているので、こっちで買った
ほうがいいかんじ(日本とヨーロッパは原則としてDVDは同じRegion)がしてます。

ただ、この「耳をすませば」というものは、こちらにはありませんでした。
とても地味な作品といえばそうです。
少女マンガが原作ということで、なんだか敬遠しそうですが、実際は背景などのディテールが
本当にリアルで、日本独特の生活観が匂うようでした。これをみると、日本に帰ったようです。

中学生の受験を控えた本好きの女の子が恋をして、それを通じて自分の進路などを
考えるという内容(こう説明するとつまんないんだけど・・・・)なんですが、ひとつには自分が
中学生だったとき、よく大人に「うらやましいわね、思春期って」といわれていたことがよくわか
ります。こんなに美しい時代を生きてたんだなぁ、と自分の悩み多き思春期に想いをはせたり
するのも、ある意味大人の楽しみだなぁ、と思うのです。

本当の自分の声を聞くには、こうして、心も意識して洗ってあげないといけないです。

夏の音、夏の匂い、夏の光、特に電車シーンなど、本当に首都圏近郊の私鉄にのっている
ようなかんじです。職員室のかんじ、学校のつくり、地味なようで非常に丹念に愛情をこめて
作ったんでしょうね、というかんじです。家族の会話とか・・・・、小学生や中学生の頃の男子
と女子の「淡い感覚」とかね。

大人になっても、本当に好きな人というのはこういう感覚をお互いに感じる人なんだと、なん
だか、本当の「愛」ということを確認させてくれる素晴らしい映画でした。
大人になってみてはじめて、この映画の「よさ」が染み入るようにわかる気がしました。
個人的には「懐かしがる」ということに耽溺するタイプではないのですが、それでも、
やはり懐かしい。思春期特有やぼったさと爽やかさが双方とも愛らしく表現されていました。

ストーリーというより、描写が素晴らしい作品でしたねぇ。
でも、凄いものづくりというか感性の方々が作っている作品だけあって、実は深い意味をかんじ
たりするシーンがいくつかありました。

どこに行っても、このDVDをみると、自分の中学生のときの日本にタイム・トラベルできそうです。
中学生のときって、本人はそんなに快適ではなかったような気がします・・・それこそ、いつも
自分は「こんなんじゃ駄目だ」とか思ったりしてね・・・、でもこの頃の友達とか先生とか家族との
関係とかって、今思うと、いいもんだったんだなぁ、とかね、思いました。

本当に大切な男性(男性にとっては女性)というのは、やっぱり、こういう初恋のような気持ちで
付き合っていく人なんだろうと思い直しました。幸せの原点は爽やかさですね。(笑)

今朝、10時すぎに起きると2日前は殆ど蕾だった牡丹が満開になってました。
思わず、寝ぼけ眼で写真にしたけど、よれてますが、実物はもっと綺麗で、いいにおいがします。




綺麗なもの、よいものをみるというのは大切だとつくづく思った映画でした。
元気が欲しい人、人を愛するって?(なんか、思春期っぽい恥ずかしいテーマだけどね)と思った
人はみてください。
爽やかな、レモン風味のような映画でしたよ。
戻りたいけど戻れない、15の夏というかんじですが、新鮮さは忘れないようにしたいです。
こんな感じを味わうのって、「大人のたのしみ」なのかもしれません。

アマゾンでレビューが変な形で消されたことがあってからちょっと気分を害して、ご紹介を控え
ていましたが、本とか映画について個別に問い合わせを頂くことがその後何度かあるため、
復活させました。今回のDVDはこちらです。

耳をすませば耳をすませば
(2002/05/24)
本名陽子、高橋一生 他

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