今日はマレ地区に用事があってでかけると、ユニークな椅子を売っているお店があったので
ちょっと写真を撮ってみました。
やはり、パリではオスカー・ワイルドはランボーにひけをとらない、もしかするとそれ以上に人気
があるのかもしれない・・・・・と、思ってしまいます。(笑)
でも、自宅の薄暗がりにこの椅子があったら、私は嫌だなぁ。

などと、小雨降る、肌寒い春のパリを歩いていたりすると、いつもは意識しないでいるのに、しみ
じみ、「パリとはなんて美しい街なんでしょうか?」と思ってしまいます。
また、花があちこちに咲いているので、ふわっと匂う香りがなんともいえなく気持ちがいい。
確かに、メトロに乗ったり、人ごみに行ったり、やっぱりあんまい綺麗じゃない界隈にいったりすれ
ばそうではないのでしょうが、改めてみると本当に綺麗な街です。
日本でまだ仕事をしているとき、あるイタリアのVIPの方が京都を訪れることになりました。
あいにくと、7月半ばのその日は雨でした。「残念でしたわね、せっかくの京都が雨になります
ね」というと、「木々の濃い緑は雨の中で引き立つんですよ。京都は濃い緑があるのを写真で
見ましたからね。かえって美しさが増していいかもしれません」とウインクして仰られました。
流石・・・イタリアの洗練された人のいうことは違う・・・・どこの国にも洗練された方というのは
おりますですわね。(笑)
今日は雨にしっとりと佇むような美しいパリを歩きながら、そんなことを思い出していました。
結構、小さなことを思い出すのって楽しかったりします。
人生というのは、ある意味、思い出を作っていくことなのかもしれませんねぇ。
それにしても、観光客は元気ですね・・・・なんかフワァっと雨を楽しんでいたら、ノートルダム
寺院周辺はいつにも増して観光客でひしめいていました。みれば、セーヌ川は粘土色。
初夏を思わせるような、気持ちのいい天気が2、3日続いていましたが、昨晩からちょっとした
春の寒さが戻ってきました。来週はイギリスに行く予定ですが、昨日の電話だと「とってもラヴ
リーな天気」だそうです。イギリスも雨だとまた緑が違ってみえるのでしょうね。
願わくば、天気にな〜れ!(笑)
大好きな百合の花を通りすがりの花屋で思わず買って、これで家は大好きな牡丹と百合で
ゴージャス!と雨の中、一挙にうたた寝状態からテンションをプワ〜とあげると、モンジュ広
場を下りきったところで、「なんで、僕の誕生日だって判ったの?ありがとう〜!」と両手を広
げた若者が。雨の中、この人もテンションが高いみたい。
パリでは花束をもっていると、異性から「僕に」とか「私にかね?」と年齢を問わず言われます。
わざわざ信号待ちの車が窓をおろして言うこともあります。
猫も犬も鳩でさえも、なんらかの意思表示をするんですよ。
人懐っこい場合もあれば、びっくりするほどマイペースの場合もある。
国によって動物も違うみたいですね、癖という性格が。
機会があったら他国で観察してみてくださいまし。
雨が降ったり止んだりの日も悪くない、春のパリです。
ものごと、はっきり白黒つかないでいるのがいい時もあるんだなぁ、などと考えてみたくなります。
にしても、天の気というのは変幻自在。
この写真では判りにくいかもしれませんが、実際は本当に「ゴールド」なんですわ。

そぼつく雨の中を軽い気持ちで歩くのも悪くないですよ。
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